「嘘、、、、見てたなんて。、、、私が告白しようと思って呼び出したら、逆に会長が告白して。」




「嘘でしょ!?、、、それで、」





「うん。、、、、、、付き合うことになった。」





「おめでとーーーう!!」




私は葉月葵に思いっきり抱きついた。




「ほんとに良かったね、葉月葵!!」




「うん。ありがとう!!」




2人で喜んでいると、




「莉那ー?片付けするってよー?」




「あ、はーーい!!今行く!!」




伽斗に手を上げると、




「葉月葵?ちょっといいか。」




「あっ、はい!!今行きます!!」




ちょうど葉月葵も会長に呼ばれたみたいで、お互いに顔を見合わせて微笑んだ。




「じゃあ、後で。ちゃんと聞かせてね?」




「うん。後でね!!」




葉月葵と別れると、伽斗の元へ駆け寄った。




「あれ全部倉庫に入れるらしい。」




「おわ、、、、、、こりゃ大変そう。」




「急いでやろ。はい、莉那はそれ持って。」




渡されたのは軽い箱と小道具。




「重くない?そっち。」