【伽斗 side】


2日も学校を休んだ莉那。




本当は友達の葉月葵ちゃんも来るはずだったけど、生徒会が忙しくて、俺一人莉那の家まで来た。




だからあの時言ったのに、、、、、、




ていうか、友達とはいえ、家まで来るのはやっぱりまずくないか?




いや、でも葉月葵ちゃんに任されたのもあるし。




こんなに大量のお菓子、寝込んでる人食べないだろ、、、、、、




ほんとに仲いいな。




緊張しながらもインターホンを押すと、ちょうど家から出てきた人がいた。




もしかして、、、、弟?




「あの!、、、、、、もしかして莉那の弟?」




「そうですけど、、、莉那の友達?」




ちょっと怪訝そうにしてたけど、ドアを閉めて俺のところまで来てくれた。




「これ、寝込んでるって言われて友達から持っていけって言われたんだけど。」




「もしかして、葉月葵先輩?」




「あっ、そうそう。仲いいんだね。」




「いや、俺バスケ部で葉月葵先輩、去年までマネージャーやってたんで。今は生徒会入って辞めちゃったけど。」