「もちろんです。覚悟しててください、伽斗さん。」





「なら、莉那はこっちの方も覚悟しててくださいね?」





そう言うと、人差し指で私の唇にあてた。





「っ!!!」





「あっ、赤くなった。」





「伽斗ずるいーーーー!!意地悪ばっかり!!」





「それは莉那のことか好きだからー。ほら、帰ろ。遅いから送る。」





「、、、、、、、、、ありがとう。」





外はちょっとだけ雪が降っていた。





つないだ手はあったかくて、




見上げた顔は私の大好きな人の笑顔で。





その隣にいる私がこの世界で一番幸せものじゃないのかな?




なんて、思ったんだ。





好きだよ。





伽斗。







やっと言えた。