天然素材の恋

もう夕方で、ライトアップは無理だけど、観覧車からは夕日が見えた。




綺麗、、、、、、





「今日、楽しかった?」




「うん。すっごい楽しかった!!」




「そっか。急に走り出したりして、莉那子供みたいだった!!」




「ぅ、すみませんー!子供で!!」




せっかくロマンチックな空間なのに、素直になれない自分にむかつく。




「いやいや違うよ?、、、いっつも、大人っぽいから。はしゃいでる姿が可愛くて。」




ずるい。




ずるい。




「伽斗はずるい。」





「え?なんで!?」




簡単に可愛いなんて、言うなんて。




嬉しいに決まってるのに。




浮かれちゃうに決まってるのに。





でもそんな気持ち知られたくなくて、話題を変えた。




「ね、一緒に写真撮ってないよね?今頂上だし、撮ろうよ。」




「いいよ。じゃあ、莉那こっち来て。」