「お兄ちゃんと妹で構いません。だから、絶交だけは勘弁して下さい。絶対に沖田さんに迷惑かけることはしませんから。」
「三嶋、冷静になれ。そんなことをしてたら、お前は一歩も先に進めない。辛い時間が続くだけだ。」
そう言った俺に
「ううん、今、沖田さんに完全に突き放されてしまう方がよっぽど辛いです。沖田さんならわかってくれますよね?沖田さんだって、前の彼女を吹っ切れなくて、ずっと苦しんでたじゃないですか?」
その言葉を、聞いてしまった俺は、それでいいのかという思いを抱きながらも、結局これ以上、三嶋を突き放すことが出来なくなってしまった。
三嶋に思いを告げて、そのまま別れるつもりだったのに、なぜか一緒に夕飯を食べる流れになり、イタリアンレストランで、パスタ料理を食べた。
その席で、これからは「お兄ちゃん」と呼んでいいかと言われて、それは勘弁と答えると、じゃ「沖田さん」じゃ固いから、やっぱり「総一郎」でいい?と言われて、俺はなぜ、まぁ仕方ねぇなと答えたんだろ。どう考えても、逆の方が、まだマシだったよな。
その後も、何となく2人で横浜の街をブラついたりして、時を過ごしているうちに、桜井さんからの着信が来た。
とりあえずスルーすれば、よかったのに、思わず通話ボタンを押してしまって、後悔しているところに、三嶋の
「誰から?総一郎。」
の呑気な一言が。
「バ、バカ。」
慌てふためく俺に
『ごめんなさい、お取り込み中に。失礼しました。』
と言うと、慌てて桜井さんは電話を切ってしまった。
「あっ、桜井さん!」
叫んでも、手遅れ。
「総一郎・・・ごめんなさい。」
事態を把握して、三嶋が蒼くなって、頭を下げるけど、まさしく後の祭り。何が「絶対に迷惑をかけない」だよ・・・。
急いで、掛け直すけど、当然桜井さんは出てはくれない。留守電になったんで、メッセージを入れようとしたけど、すぐにブチ切られ、もう一度掛け直すと、もう着信拒否。
仕方なく、メールを送っても、当然なしのつぶて。
平謝りの三嶋を駅まで送って、帰らせると、俺は一人、頭を抱えた。
「三嶋、冷静になれ。そんなことをしてたら、お前は一歩も先に進めない。辛い時間が続くだけだ。」
そう言った俺に
「ううん、今、沖田さんに完全に突き放されてしまう方がよっぽど辛いです。沖田さんならわかってくれますよね?沖田さんだって、前の彼女を吹っ切れなくて、ずっと苦しんでたじゃないですか?」
その言葉を、聞いてしまった俺は、それでいいのかという思いを抱きながらも、結局これ以上、三嶋を突き放すことが出来なくなってしまった。
三嶋に思いを告げて、そのまま別れるつもりだったのに、なぜか一緒に夕飯を食べる流れになり、イタリアンレストランで、パスタ料理を食べた。
その席で、これからは「お兄ちゃん」と呼んでいいかと言われて、それは勘弁と答えると、じゃ「沖田さん」じゃ固いから、やっぱり「総一郎」でいい?と言われて、俺はなぜ、まぁ仕方ねぇなと答えたんだろ。どう考えても、逆の方が、まだマシだったよな。
その後も、何となく2人で横浜の街をブラついたりして、時を過ごしているうちに、桜井さんからの着信が来た。
とりあえずスルーすれば、よかったのに、思わず通話ボタンを押してしまって、後悔しているところに、三嶋の
「誰から?総一郎。」
の呑気な一言が。
「バ、バカ。」
慌てふためく俺に
『ごめんなさい、お取り込み中に。失礼しました。』
と言うと、慌てて桜井さんは電話を切ってしまった。
「あっ、桜井さん!」
叫んでも、手遅れ。
「総一郎・・・ごめんなさい。」
事態を把握して、三嶋が蒼くなって、頭を下げるけど、まさしく後の祭り。何が「絶対に迷惑をかけない」だよ・・・。
急いで、掛け直すけど、当然桜井さんは出てはくれない。留守電になったんで、メッセージを入れようとしたけど、すぐにブチ切られ、もう一度掛け直すと、もう着信拒否。
仕方なく、メールを送っても、当然なしのつぶて。
平謝りの三嶋を駅まで送って、帰らせると、俺は一人、頭を抱えた。


