「ちょっと、何してんのよ!」


「桜・・・。」


「あら、相園さん。こいつがこうなるのは、自業自得なのよ。」


「はぁ?」


「この人、桃原くんのことを、アクセサリー代わりにしてたのよ。」


「え・・・?」


桜はおどろいたような顔で私を見た。


「嘘だよね・・・?菜花。桃原の事、アクセサリーなんて思ってないよね・・・?」


「う・・・、・・・いいや、アクセサリーと思ってたよ。」


頷きかけてしまった。