約束~悲しみの先にある景色~

嬉しくて少し浮かれながら、もしかすると本当はお父さんの夢を見ていたかもしれないけれど、私が爆睡していて記憶に残っていないだけかもしれないと冷静になり。


(今日は、運が良かっただけ。…今日の夜からは、徹夜する覚悟でいかないと……)


何度も何度も、自分に言い聞かせた。



それからお母さんが起きて一緒に朝ごはんを食べるまでの時間、私は偉い事に授業の復習をしていた。


はっきり言ってしまえば、他にやる事がなかったのだ。


私が朝ごはん中に何度欠伸しようと、お母さんは私が寝不足(寝れない)事に気付かないし、別に私も気付いて欲しいと思わなかった。


彼女も、キムさんと再婚して新しく義理の子供も増える中、仕事と家事を両立しないといけないからそれなりにストレスが溜まっていると思う。


そんな時に、余計な心配を掛けたくない。



そんなこんなで学校に着いて、輝星とpromiseの話で少し盛り上がって、トユンさんからは、


『昨日と同じ場所で待ち合わせね!宜しく!』


と、メールが来て。


またあの素晴らしい家に行けて、今度はそこに住めるという喜びで、私は少し舞い上がっていた。


夜にあまり寝なければ、誰かが私の肩を触らなければ。


私は、いつも通りの生活を送れるのだから。