「…?」
意味が分からなくて首を傾げる私に向かって、
「これ、歌詞を訳したやつだから見て。…で、この韓国語を歌ってるのは、アッキーだよ」
彼女は、 自分のスマートフォンのカメラロールを開き、スクショをしたのであろう『約束』の歌詞を見せてくれた。
アッキーは根っからの日本人だけれど、そんな事を微塵も感じさせない程の流暢な韓国語で歌っていて。
しかもその歌詞も凄く良くて、それは彼が私に直接言ってくれている様に錯覚してしまう程だった。
『But I want to know about you(でも 僕は君の事を 知りたいんだよ)』
『So I want you to talk a little little little…(だから 少しは話して欲しいんだ 少しでいいから ほんの少しだけでいいからさ)』
次に聞こえてきたのは、英語。
「今歌ってたのは、カイちゃんだよ。やっぱり英語って良いよねー」
片耳に付けたイヤホンから聞こえてくるその英語は、歌詞は短いながらも流れる様に私の鼓膜を震わせて。
果たして何処をどう使えばこんなに美しい声が出るのか、と疑問に思ってしまう程、彼の声は伸びやかだった。
意味が分からなくて首を傾げる私に向かって、
「これ、歌詞を訳したやつだから見て。…で、この韓国語を歌ってるのは、アッキーだよ」
彼女は、 自分のスマートフォンのカメラロールを開き、スクショをしたのであろう『約束』の歌詞を見せてくれた。
アッキーは根っからの日本人だけれど、そんな事を微塵も感じさせない程の流暢な韓国語で歌っていて。
しかもその歌詞も凄く良くて、それは彼が私に直接言ってくれている様に錯覚してしまう程だった。
『But I want to know about you(でも 僕は君の事を 知りたいんだよ)』
『So I want you to talk a little little little…(だから 少しは話して欲しいんだ 少しでいいから ほんの少しだけでいいからさ)』
次に聞こえてきたのは、英語。
「今歌ってたのは、カイちゃんだよ。やっぱり英語って良いよねー」
片耳に付けたイヤホンから聞こえてくるその英語は、歌詞は短いながらも流れる様に私の鼓膜を震わせて。
果たして何処をどう使えばこんなに美しい声が出るのか、と疑問に思ってしまう程、彼の声は伸びやかだった。



