韓国語で書かれた名前に、自分の写ったプロフィール画像。
ステータスと背景画像には、ちゃっかりと
『promise』
と記入されている。
それ程、彼にとってこのグループには思い入れや愛情が詰まっているのだろう。
「これ、俺のアカウントね。俺も瀬奈ちゃんのアカウント追加しておいたから。これで、連絡宜しくね!……後、出来るだけこのアカウントを他の人に教えたりしないで欲しいんだ。それと、義理のお兄ちゃんがpromiseのメンバーだって事も、出来れば教えるのは控えて欲しくて」
そんな事を考えながら、彼のアカウントをまじまじと見ていると。
さすがにこれ以上運転手さんを待たせる訳にはいかないのか、トユンさんはキムさんと目配せをして荷物を肩に掛けながらそう言ってきた。
有名なアイドルが義理の兄だと分かったら、輝星等のファンーprotectーが私やキムさんの家に押し掛けるに違いない。
そうなったら、トユンさんにとっても私達にとっても迷惑…と言うか、少し生活しずらくなるのは目に見えている。
「はい、分かりました…」
だから、私は素直に頷いた。
「ごめんね、ありがとう。…じゃあね、また明日!オンマ、お邪魔しました」
彼は少しすまなそうに眉を下げて、私に手を振り、お母さんに軽く会釈をして玄関の方へ向かって行った。
ステータスと背景画像には、ちゃっかりと
『promise』
と記入されている。
それ程、彼にとってこのグループには思い入れや愛情が詰まっているのだろう。
「これ、俺のアカウントね。俺も瀬奈ちゃんのアカウント追加しておいたから。これで、連絡宜しくね!……後、出来るだけこのアカウントを他の人に教えたりしないで欲しいんだ。それと、義理のお兄ちゃんがpromiseのメンバーだって事も、出来れば教えるのは控えて欲しくて」
そんな事を考えながら、彼のアカウントをまじまじと見ていると。
さすがにこれ以上運転手さんを待たせる訳にはいかないのか、トユンさんはキムさんと目配せをして荷物を肩に掛けながらそう言ってきた。
有名なアイドルが義理の兄だと分かったら、輝星等のファンーprotectーが私やキムさんの家に押し掛けるに違いない。
そうなったら、トユンさんにとっても私達にとっても迷惑…と言うか、少し生活しずらくなるのは目に見えている。
「はい、分かりました…」
だから、私は素直に頷いた。
「ごめんね、ありがとう。…じゃあね、また明日!オンマ、お邪魔しました」
彼は少しすまなそうに眉を下げて、私に手を振り、お母さんに軽く会釈をして玄関の方へ向かって行った。



