「おっ……」
今までのメンバー達とは違った個性が垣間見えるその写真を、私は食い入る様に見つめた。
灰色の髪の毛で、眉毛の部分できちんと切り揃えられた前髪は横に流れている。
目は一重なのに大きくて、深緑色のカラーコンタクトを入れているせいか、少し眼力が強く感じる。
それなのにカメラ目線でしっかり笑っているから、余計画面から目を離せなくなって。
ガクちゃん程ではないけれど、この人を見ていると優しそうな印象を感じる。
「くどう、はるま……」
私は、瞬きを忘れて彼の名前を呟いた。
「この人は、“ハルちゃん”って呼ばれてるんだ。優しいイメージがあるけどね、実際はそうでも無いんだよ」
今さっき“優しそう”と思った私の考えを切り捨てる様なその言葉に、私は目をむいた。
「えっ、どういう事?」
「んとね、protectにはそうでも無いんだけど、ハルちゃんは塩対応でグループ内で1番口が悪い事で知られてる。…多分塩対応っていうか、普通にクールな性格なんだと思うけどね」
メンバーはハルちゃんの事を、物静かで頼りになるけど口が悪いのが玉に瑕って言ってるよ、と、輝星は苦笑いを浮かべた。
「ハルちゃん?は、性格悪いの?」
今までのメンバー達とは違った個性が垣間見えるその写真を、私は食い入る様に見つめた。
灰色の髪の毛で、眉毛の部分できちんと切り揃えられた前髪は横に流れている。
目は一重なのに大きくて、深緑色のカラーコンタクトを入れているせいか、少し眼力が強く感じる。
それなのにカメラ目線でしっかり笑っているから、余計画面から目を離せなくなって。
ガクちゃん程ではないけれど、この人を見ていると優しそうな印象を感じる。
「くどう、はるま……」
私は、瞬きを忘れて彼の名前を呟いた。
「この人は、“ハルちゃん”って呼ばれてるんだ。優しいイメージがあるけどね、実際はそうでも無いんだよ」
今さっき“優しそう”と思った私の考えを切り捨てる様なその言葉に、私は目をむいた。
「えっ、どういう事?」
「んとね、protectにはそうでも無いんだけど、ハルちゃんは塩対応でグループ内で1番口が悪い事で知られてる。…多分塩対応っていうか、普通にクールな性格なんだと思うけどね」
メンバーはハルちゃんの事を、物静かで頼りになるけど口が悪いのが玉に瑕って言ってるよ、と、輝星は苦笑いを浮かべた。
「ハルちゃん?は、性格悪いの?」



