龍虎「ご注文が決まりましたらお呼びください」


璃夢「ありがとうございます」


でもよかった。男の子の服きてきて。

女の子の格好で来ようかなとか考えたけど、ファッションセンスがないから…なんか年相応にならなくて…。

今度はファッション雑誌とか買わないといけいかな…。荘司さんがいない時に困らないように…。


さてさて、そんなことは置いておいて、お腹すいたし注文しようっと!

そうして月城先輩が置いていってくれたメニュー表を開いた


…………コーヒーが400円っ?!
カフェラテは500円、キャラメルラテは560円!?

ランチセットはコーヒーとサンドイッチで1000円!?

………ここでお金使いすぎると、【お店】に行けなくなっちゃうから…。使えても500円だよ…。


璃夢「すみませーん!」


そう店員さんを呼んだんだけど誰も出てこない。

……おかしいな。聞こえなかったのかな?

そう思ってもう一度店員さんを呼ぼうとすると


龍虎「お待たせしました」


月城先輩が出てきてくれた。


璃夢「えっと、カフェラテのアイスひとつお願いします」


龍虎「………カフェラテだけか」


璃夢「へ?」


龍虎「昼を食べに来たんじゃないのか」


バレてた!?お昼時なのにカフェラテだけだからかな…?

あ、もしかして…


璃夢「えっと……カフェラテだけの注文はできませんか?」


それが出来ないお店なら仕方ないよね…。安いお料理あるかな…。

『すみません!もう少し待ってください!』と言って私はもう一度メニュー表を見た