理緒「それで!ハムスターちゃんどこなの!?」


翼「今はトイレですねー」


雪「そうですー、大ですー」


翼「おまっ、下品。今一応昼食べてるやついんだから」


雪「…………はっ」


翼「なんで鼻で笑った!?」


理緒「トイレかーじゃあ仕方ないねー。」


雪「アイツ大だから戻ってきませんよ」


理緒「え?大だと戻ってこないの?」


翼「おー。アイツ大のとき1時間かかるんで」


理緒「……お腹弱いんだね…大丈夫かな?俺
様子見に行こうかな」


翼「イヤ、アイツ、多分今頃家なんで」


理緒「え?家なの?さっき外で絵かいてるの見たけど?」


雪「………怖」


理緒「呟くな」


翼「(璃夢まだかな)」
















その頃璃夢は…


「オーイ、昴!由宇!1年トップから呼び出しだぜ〜」


昴「あ?1年トップ?」


由宇「璃夢くんだね。どうしたんだろう?」


呼んだ私の方に来てくれた先輩二人。


璃夢「お昼休みにすみません」


由宇「ううん、気にしないで」


昴「んだよ。腹減ってんだからさっさとしろよ」


由宇「ごめんね璃夢くん、昴のこと無視していいから。何かあった?」


昴「あ?んだと由宇」


由宇「理緒なら今さっき璃夢くんの教室に向かったんだけど…」


昴「マジで俺無視するじゃん」


璃夢「はい、知ってます。実は先輩方に頼みたいことがあって…」