「レムまじ正論」

「もっとやっても良いんじゃね?」

クラスメートたちは再び栄華を嗤いながらヒソヒソと話し始めた。
腹が立った栄華は立ち上がると、クラスメートたちに言った。

「あのさぁ、お前ら。私に逆らったらどうなるか分かってんの?成瀬と同じ底辺に落ちるだけよ?ねえ、エレナ!」

栄華はいつものように絵麗奈に呼びかけた。
しかし絵麗奈は面倒臭そうに栄華を見ると、鼻で笑った。

「あのさあ、一軍の私のこと気安く呼ばないでくんない?

四軍のクソ底辺豚女が。」