「私は…閨川先生ともっと話したいし仲良くなりたい!あなたみたいに…いじめをするような人にそんなこと指図されたくない!!」

今まで聞いたことのないひなりの大きな声に、クラスメートたちは驚きを隠せなかった。

「こいつ…!」

しかし、怒り狂った荒野は、ひなりの胸や腹などを何度も何度も強く蹴り始めた。

「ふざけんなよ!キモいんだよお前!ゴミのクセに私に逆らってんじゃねえよ死ね!」

ゲホゲホと咳き込むひなりに、容赦無く暴力を振るい続ける荒野。

「ちょっと…いくらなんでもやりすぎじゃ…」

「下手したら成瀬さん…」

クラスメートたちは、そうは思っても、一軍の荒野を止めることはできない。

するとその時、