申し訳無さそうに謝ると、閨川は再び実験器具を手に取った。
しかし、

「先生…私は子供ですか…？」

ひなりは閨川を諦めることなく言葉を続けた。

「私はもう18歳です…自分の気持ちが単なる『禁断の恋への憧れ』なんかじゃないことくらいわかります…」

そうだよ…私の先生への気持ちはそんな軽いものじゃない。
さっきだって気づいたら先生を呼んでいた。2回目の告白してた。また振られちゃったけど…でも今こうやって3回目の告白してる。それくらいれいま先生のことが好きで好きで大好きなんだよ…