ひろとは救急車で運ばれていった。 その後、立てないほど気が抜けてしまった私はリクに抱えられて病院へ向かった。 手術が終わった。 医者から告げられたのは衝撃的な話だった。 なんとか一命は取り留めた。 ただ…いつ目を覚ますかわからないという。 そこにいた全員が絶句した。 私は嗚咽を吐きながら泣いた。