「もし参加者が死ねば、リーダーのお前がメンバーを補充する。そうでないなら、居なくなった参加者の分もサイコロを投げる」
「そんな__」
「それが、リーダーの特権だろう?」
ほら、とサイコロを押しつけてくる。
いつの間にか、私はスタート地点に移動していた。
私以外の5人の参加者は、ここからスタートするからだ。
目の前には、炎が揺らめいている。
ここからでも、助かる目は③しかない。
それ以外は焼かれてしまう。
今から、5人分のサイコロを投げなくてはいけないということか?
5回連続で③なんか、出るわけがない。
「お前は、サイコロの達人なんだろう?」
再び、私を嘲笑う本物の悪魔。
投げるしかない。
投げるしか、選択肢はないんだ。
5回連続で③を出す。
それしか、私が生きる道はない。
私は、空高くサイコロを放った__。
(裏)



