「…アンナ、シドも、こんな所に居た。。午後から打ち合わせの予定でしょう?」
ソフィアが二人を探しきやって来た。
来週、他国の姫君が訪問する予定になっており警護の最終確認をする予定だった。
シドとアンナは共に滞在中の一週間、姫君の警護をする為打ち合わせに呼ばれて居たのだ。
「大臣達はみんな既に集まって居ますよ!急いで。」
アンナとシドは急いで執務室へ向かった。
「…隊長、良かったのですか?ルカさんの話は…」
「どうせ大した話じゃない。それより今日の打ち合わせの話をしっかり聞いておくように。来国するミラ様は成年皇族になられて初めての公務が我が国への訪問だ。何も問題が起きないよう。」



