「今週の土曜日また、デートしよ!」

その時に、伝えるだろう。

『君の本音を聞かせて』って。

決心したはずのその気持ちは、やがて大き

く変動させることを私は予測が出来なかっ

た。

滴る雫がいつもより遅くこぼれ、ゆっくり

とゆっくりと、私の心臓を止めにくるよう

な勢いで……。