そんな彼に 今日もまた、恋焦がれる。 ただただ見つめる日々。 ...ううん、見つめることも 限られている。 同じ学年だって クラスが違えば、授業でさえも めったに合わない。 唯一、彼が見られる時間 それは 放課後、野球部の部活。 この時間だけだった。