「君のツンを甘く変える。」

「へ?」




「あっ、、、!」




やっちゃったーーーーーーーー!!!




前に座っていた結梨に飽きられた表情をされる。




どうやら私の声が多すぎて、廊下まで聞こえていたらしい。




私は顔を下にしながら、座った。





いきなり立ち上がって、全力否定なんて、、、





またやってしまった、、、、、、




「ふっ、あは、あははっ!!なにー?なみちゃんってツンデレなの!?ますます、かわいいじゃーーん!」




「へっ、はい!?」




「可愛いって言っただけで、顔真っ赤にして否定するとか!こんなツンデレ見たことなくて、なんかツボる!」





この人、何言ってんですかーーー!?




人のこと、ツボるって!?




「えっと、あの、、、、」





慧君の発言に頭がついて行かなくなっていると、





「可愛いって言葉、二度と言わないなんて無理だよ〜!!だって、可愛いのは可愛いじゃん!!こんなにツンデレななみちゃんはもっと可愛いけどね?」




「なっ、///// 可愛くないって言ってるじゃん!!もう私には言わないでよ!!」




そんな私のことを見てまた爆笑している慧君。