「君のツンを甘く変える。」

真面目な人だったら、馬鹿だと思われそう!




あー、怖いなーーーー。




ドキドキしながらスマホを見たり、周りをキョロキョロしてみる。




すると、足音が私の方に近づいてきて。




反射的に振り向いた。




そこに居たのは、




「、、、、、、かわいい。」




「ん?俺のこと?照れるなー、そんなこと言われると!!」




子犬のような笑顔で私のことを見る、可愛い男の子。





なのに、背は高くてスラッとしててモデルみたい。





ていうか私!!




声に出てた!?





「あっ、いや、あの、ごめんなさい!急に可愛いなんて。」




「謝ることないよ〜!よく言われるから。」




ニコニコしながら、椅子に座ると私のことを見ながら話しかけてくる。





こんな近距離で話されると緊張するんですけど!!




「名前、なんて言うの?」




「あっ、野守七美香です。」