というわけで、あの日のことがあって何となく気まずいのです。
朔矢君に私のツンデレからくる毒舌というか塩対応がバレ、慧君とは気まずく。
「でもそれは七美香だけだよ。あの二人、そんなこと気にしてないもん。」
「結梨ーーー!!それはないよ〜。逃げたし、気まずかったし。」
今はバスの中。
結梨にはあの後すぐに電話して相談した。
「でも問題はそこじゃない気がするなー。」
「どういうこと?」
「いやー、今回、何かありそう。てか、絶対ある。ツンデレバレるとか、そういうレベルの問題じゃないよ。バス降りたら分かるから。」
何となくイミフなこと言われて、私の頭は混乱。
バスが止まると、みんな班ごとに集まる。
「おはようー!なみ!!」
後ろから首に手を回して抱きつく慧君。
「ちょっ///// やめてよ!!」
「えー、おはようのハグだめ?」
「ダメです!!」
「あははっ!なんで敬語??」
またふざけて!!