日焼けしていて、短髪が凄く似合っている。





スポーツマンって感じの男の子!!





てか今、結梨って言った?





「あれ?もしかして、朔矢(さくや)も4班なの!?嬉しい!!!」





んんん?




これは、どういうことだ?




滅多に声を出して笑わない結梨が、大喜び!?




「結梨ちゃんの知り合いかな?」





隣にいた慧君も不思議そうな顔をしていた。





「うーん、たぶん?」




2人はなんだか楽しそうに話をしていて、私達がいるのを忘れてるみたいだった。





結梨にこんなに仲のいい男の子がいたなんてね〜





「ちょい、ちょい、結梨さん。あのー、知り合い?」




恐る恐る声を掛けると、





「あぁ、そうだった!!私の幼なじみの高坂朔矢です!!小学生の時まで家が隣だったんだけど、中学生の時に朔矢が引っ越してたんだけど、この間また近くに引っ越したんだよね?」





「そうそう。よろしくな!転校してきてまだ1週間くらいでさ、同じクラスで何回か2人のことは見たことあるんだけど、分かんなかった?」