「君のツンを甘く変える。」

置いていかないでーーーーーー!!





「お昼終わりますよ?七美香さんっ!」




グイグイ手を引っ張っていく慧君。




「ちょっと、手!!離してよ!!」




「んーー?なにーー?」




聞こえないフリして、ずんずん歩いていく。




もう、私は振り回されてずっと心臓がどくどくだよ。




「あははっ!!なみちゃんの鼓動の音速い!!」




「笑いごとじゃないよ、、、/////」




「っ、/////」




ん?




言い返してこないの?




へー、珍しい!!




私はなんか勝手にご機嫌になって午後を過ごした。




でも帰りのホームルームで事件は怒ったんだ。




「ほらー、座れよーー。」




担任が来て、黒板に何か書き出した。




「ん?委員会?」



「そろそろ委員決めないといけないからなー。この前学級委員は決めたんだが、今日はそれ以外決めていくからなー。」



あちこちから何がいい?とか、どれにする?とか話し声がする。