「おーおー、入学早々注目の的になったねー。」




「笑いごとじゃないよ、、、ほんとに大変なのに。」




「あははっ!!でも楽しそうに見えるけどなー!」




「どこが!?」




入学して1週間が経った。




クラス中の注目の的になってしまった!!




隣が慧君になってから、ことある事に私をからかってきて、私の性格はそう、あれですよ。




言い返したら、笑われての繰り返しで。




周りからはいいコンビなんて言われてる。




それに、慧君は見た目もカッコイイし身長もあるし、なのに子犬みたいな性格してるから、男女共に人気があって、、、、




そんな人気者が私に関わるせいでいろんな人にジロジロ見られるし!!




それに私はもう恥ずかしくてしょうがないのに!!




「甘々だもんね〜慧君って。いいんじゃない?免疫ついて。」




「そんな〜〜!!私は何か言われる度に恥ずかしくてしょうがないのに!!照れるし、顔は赤くなるし!!」




「なになにー?俺の話??」




「わっ!!」




後ろからギュッと抱きついてきたのは、もちろん慧君。




出会ってまだ1週間しか経ってないのに、こんなことするなんて、私には無理!!





「ちょっと、離してよ!!」




「照れてるー!!可愛いねーなみちゃんは。」




「か、可愛くない!!うるさい!」




そんなやり取りを見て、結梨はやってられないと呆れて先に行ってしまった。