「紗奈から昨日聞いた時から決めてた。結果がどっちになっても··紗奈に伝えるって。」 「赤ちゃん··いなくても?」 悠斗はコツンっと 私の肩に顔を埋め 「···当たり前だろ」 低くて、でも迷いのない声。 「赤ちゃんがいるから··とかじゃねぇよ」 肩越しに、ぎゅっと抱きしめる力が強くなる。 「紗奈だから」 その一言が、胸にまっすぐ届く。