「好きな人に言われたくない台詞ですね」



「大丈夫よ。もしアオイが成長出来なかったら、あたしがその分生きるから。あなたのためなら私は、何百年でもあなたの隣で生きると誓うわ」




「ふふ…お嬢様ならやりかねませんね」



「嫌でもずっと一緒にいてやるんだから」



アオイがいつの間にか作っていた、シロツメクサの指輪をあたしの左手の薬指にはめてみせた。







「約束です」




____完