芥川龍之介の芋粥という小説をたまに読みたくなることがある。

これは文書が短いせいもあるが、主題である、芋粥が好きで食べたいものだ、というストーリーが何か人間性を巧妙に表しているからではないだろうか。

事実、芋粥を記録した活字文書は失われてしまった。故に、歳月の流れを知るのみである。