次の日の朝
「優佳おはよ、昨日話した?」
「少しね………今日……ちゃんと話す」
「どしたの?元気ないけど」
「うん、実は……」
自分の考えていることを梓に話した
「はぁ?もう優佳好きでしょ?なんで自分から身を引くみたいなこと言ってんの!逆だよ……優佳で頑張れるんじゃん、八塚くんショックで頑張れなくなるよ」
「でも今までだって頑張ってこれたんだし大丈夫じゃないかな」
「今までだって優佳のことを朝見てたじゃん、拓海きっかけで話せるようになったしこれからもっと八塚くんは嬉しいんだよ、ましてや付き合うことにでもなったら超嬉しいよ」
「付き合うと負担になりそうだから……友達で」
「まだそんなのわかんないのに決めないの!まあ八塚くんがどうしたいのか今日ちゃんと話しなよ」
「おっす」
「拓海、今日電車なんだ」
「ああ、試合の後は疲労たまってっからチャリこぐ気しないわ」
「たまにしか出ない拓海でもそうなんだ」
「そりゃそうだよ、いつ出てもいいように身体は常に暖めてないとな、修平なんかは今日はボロボロだよ」
優佳は下向く
「優佳、今日会わないほうがいいんじゃない?心も傷つけるよ」
「修平に会うの?連絡きたんだ、修平頑張ったな(笑)なんで傷つけるの?嬉しいほうじゃなくて?昨日遅刻してきて先輩と先生に怒られてたけど話してくれたよ、遅刻して会えて嬉しかったって」
「あっ、聞いたんだ」
電車が来て、三人は乗り込む
「修平いねえわ」
「ごめん、わざと時間ずらしたかも」
野田工業ストレッチ中
「修平、今日電車だから一緒に帰ろう」
「……うん」
「拓海、今日修平おかしいんだよ、クラスでも全然しゃべらなくてみんなおめでとうっていってくれたのに嬉しそうじゃなくてさ」
拓海は覇気のない修平を見る
部活終わり
「朝、木下と永井に会ったよ、何でいつもの時間に乗らなかった?」
「うん」
下向く
「木下に電話したんだろ?何言われた?」
「俺にはバレーが大事だと思う、別世界みたいだって、やっぱ断わられるってことだよな、そりゃうまくいくなんて思ってなかったけどやっと話せるようになったのに、電話じゃいけないと思って会おうって」
「まあ最初がな、お前の気持ちわかってると思うけどな」
「うん、それならちゃんと自分の気持ちを伝えてフラれたい」
「木下らしくないんだよなー、お前はどうしたいんだ?」
「そりゃ付き合ってほしいよ、彼女にしたい、ずっと好きだったのに……でも制服を着るとやっぱり気持ちもマイナスになる、自信がなくて俺の弱い部分が出てしまう」
「うん、でもそれが本当のお前だし、それは知ってもらわないとな、バレーの集中力で付き合ってたらしんどいぞ」
「うん、告白できるかなー、はぁー」



