「父様?何事でしょうか。」
「おお!来たか!今、第1王子と第2王子が騎士団を連れてここに来るそうだ。みんなで出迎えるぞ」
あー、もう結末か…
長かったような短かったような…
でもあの結末に第2王子と騎士団なんていなかったような…
ま、いいか…
「邪魔するぞ!」
「いらっしゃっいませ王子方何用でしょうか?」
「このリボンの持ち主を探しに来た!」
あ、あのリボンは…
「私のリボン!」
「そなたか!俺と結婚してほしい!」
「…!はい、よろしくおねがします」
突然すぎワロタ
よかった!
いやぁ祝福ムードだ!
「キャンベル様。私はあなたの事を幸せにしたいと思っております。俺と結婚してくれますか?」
「えっ…私でよろしいのですか?」
あら予想外!
ベルと騎士団長のカップル誕生!
まぁ、よかったよかった
父様と母様はあぜんとしてるけど
「二人とも幸せになってね!」
「「ありがとうございます!姉様!」」
あぁ、これで私の平穏な生活が訪れ…
「キャリーナ。お前も幸せにならないか?」
「あら、アルフリード様?私はもう幸せですよ?」
「…そうか。でも言わせてほしい。俺はお前のことが好きだ。」
「…えっ?」
そんなそぶりなかったよね?
「アルフリード…お前、アプローチの仕方あってたのか?」
「兄さん。俺、あってると思っていたんだが…」
アワアワしてる私をよそにみんなニコニコしてた
「えっと…お、お友達からお願いします。」
私ができる最善の判断はこれだ!
もう…
私の平穏ライフはどこいったー!?
end