パーティー前日…
「お、お姉様…」
「あら、エラ?ドレスを抱えてどうしたの?」
「実は…」
部屋にベルが来てドレスを引き裂いて行ったらしい
私の分のいじめまであの子はするのね…
「あと、お姉様がくださったアクセサリー…キャンベル様が取って行ってしまったの…」
…根性腐り切ってやがるぜ
「エラ、ドレスは私のを貸してあげるから絶対に行けるようにしてあげる!アクセサリーも私のを貸すわ。ただね、明日は私たちと一緒に出るのではなく、あなたにはどこかのガラスの靴を落とすお姫様になってもらうわ!」
「えっ?」
私はエラに計画を話した
「でもそれではお姉様がすぐに帰ってこなくてはいけなくなりますわ!」
「いいのよ。私はそんなにパーティーに興味もないから」
まぁ、アルフリード様が大丈夫じゃないかもね…