「おお、来たかリーナ。アルフリード様から手紙だ。先日はすまなかった。と、その詫びだそうだ。」
は?
私気にしないでって言ったよね?
「あ、ありがとうございます。」
や、たしかに8回はきつかったよ、でも詫びをもらうほどのことでもないし…
「失礼しました。」
あー、どうしよう…
カパッ
「綺麗…」
そこには綺麗な銀細工出てきた髪留めがあった
その箱の中には手紙があり…
『先日はすまなかった。来月兄上の誕生パーティーがあるんだが、その時また踊ってくれないだろうか。君との時間はすごく楽しいからぜひいい答えを期待しているよ。』
げっ…またあのハードなメニューこなすの?!
『sp 先日のように無理はさせないから心配するな。』
よ、よかったあ…
待て待て…
兄上…アドルフ様の誕生パーティー?!
それはもしかして…
あの王子様とエラが結ばれるためのパーティーじゃん!
ってなると…
ベルが仕掛けてくるはず…
今のところ母様は父様にベタ惚れだから大丈夫だけど
ベルはあの王子とエラのダンス見てたから
嫉妬するのも無理ないか。
確か、体調悪いことにしていかせないんだったよね。
実際は(物語の中の)私がドレスを切り裂いていけないようにするのだけど私はそんなこのしないし…
可能性があるとしたらベルだけなのよね…
さてどう対策をとるか…