ダンスパーティ当日







私は父様の部屋にいた。








「リーナ、頼まれてたものだ。」










やった!











「ありがとうございます!」











「お前が、笑ってるところを始めてみた。」










えっ?










「エラは、幼い時に母を亡くしあまり甘えさせてやることができなかったから。リーナを姉としたって話してると聞いてよかったと思ってる。ありがとう。」












「と、父様!頭をあげてください!」












いやいや!死にたく無いだけだから!














「…頼まれたものだ。それと、これは私からのプレゼント、とでも行っておこうか。3人分入っているから3人で分けてくれ。」











「ありがとうございます。」