君の言葉は私を刺す

【早輝 side】


やべーーー。




見に来てるって分かったら、ちょっと緊張してきた。




でもそれ以上に来てくれたことがまじ嬉しい。




「早輝嬉しそうだね。」




着替えながら來斗が言う。




「まーね。今日はいつもより頑張らないと。」




「いつもだといいけど。」




波人がサラッと毒ずく。




「はいはい!!分かってるよ。」




俺がそう言うと、波人が急に、




「さっきあいつに会ってきたわ。」




「「え?」」




急なことに、俺と來斗の声が重なった。




これって、なんなんだ。




もしかしたら、もしかするのか。




波人が何考えているか分からないけど、俺は今日、ハッキリさせておきたいことがある。





本当は大会が終わった後に言おうとしたけど。




「波人。、、、、、、俺、冬羽のことが好きだ。だから、」




「前にも聞いたよ。」




波人が俺の言葉を遮る。





「うん。だから、お前はどうなの?、、、冬羽のこと好きなんじゃないの?」