君の言葉は私を刺す

私がそう言うと、波人は一瞬びっくりしたようにして、次の瞬間、私の頭をぐしゃぐしゃに撫でた。



「ちょっ、なに、、、」




「おぉ。楽しみにしてろ。」




そう言うと、階段を上って行ってしまった。




「おぉー、いい感じじゃないの?冬羽。」




上手くいかないって言ってたけど、そうでもないじゃんと星那。




確かに、、、、、、




楽しみにしてろって、ドキッとしてしまった。




なんとなく恥ずかしくなって、私は大会のパンフレットに目を移した。




早輝は平泳ぎと自由形。




來斗は平泳ぎ。




波人は自由形と背泳ぎ。




そして、みんなでリレーか。




同じ種目があるってことは、お互いにライバルになるってこともあるのか。





「ねぇ、冬羽。」




星那が私のパンフレットを覗いて、





「もし2人が同じグループで試合に出たら、どっちを応援するの?」





平然と言われた言葉に、





私の頭がぐるぐる回っているのが分かる。