君の言葉は私を刺す

「ほんとにお兄ちゃんみたい。」




「褒め言葉?」




「まぁね。」




そう言うと自分の席に戻ろうとする來斗。




でも、立ち止まって俺を見る。





「ん?なんだ?」




「早輝も、いい恋愛できるといいね。」




來斗なりの優しさ。




分かりずらいけど、分かる。




俺が笑顔でおう、と言うと満足したのか戻って行った。




振られてから、当分恋愛する気になんてならないけど。




1歩進まなきゃいけねーかなー、なんて、





そんなことも時々思うんだ。