君の言葉は私を刺す

時々顔をしかめて、苦しそうな顔で話した波人。




知らなかった。




波人のこと。




だから、部室で波人が来た時あんな態度だったんだ。




弱そうで、泣きそうな。



「辛いこと聞いて、ごめん。」




「いや、、、、別に。勝手に言っただけだ。」




「でも、ごめん。」




「謝るな。イライラする。」




「あっ、、、!」




今の私、絶対重なった。



お母さんと。



「悪いけど、俺もう帰るわ。、、、ちょっと気分悪い。」




そう言って列を抜ける波人。




私は後ろを追いかけた。



「どこか座った方がいいんじゃない?顔色悪いよ。」




「いや、いい。、、、、、、ちょっと今話しかけるな。」