君の言葉は私を刺す

「あっ、私さ聞きたいことあるんだ。」




「俺?」




「うん。ちょっといい?」




自販機で水を買うと近くのベンチに座った。




隣に少し距離を置いて星那が座った。




「女嫌い、でしょ?」




「なんで?」




「私は男嫌いだから。同じような行動してるなって。私の場合は、嫌いって言うより苦手なんだけど。」




サッパリしている性格だからか、なんとなく來斗に似ていると思った。





「それで、聞きたいことなんだけど。、、、冬羽のこと嫌い?」




また、好きか嫌いか。




「別に嫌いじゃない。、、、ただたまにトラウマが蘇るだけ。」





「ふーーん。そっか。良かった。」





「え?なんで?」




「だって、嫌いじゃないってことは好きになる可能性あるってことでしょ。その好きがどんなものであれ。」




お茶を飲みながらどこか遠くを見ながら言う。





そんな考え方、したことなかった。




好きになる可能性、、、、




そんなの俺にあるのか?




「、、、聞きたいことあるんだけど。」




なんでこんなこと話そうと思ったのか分からないけど、気づいたら喋ってた。