・量産化イデアル。

資本蓄積の遅れと相次ぐ小説開発の遅延は小説家の精神性の荒廃を生み出し、量産化イデアルを開発するに至った。

メカセ「量産化イデアル、そいつを倒せ!」

イデアル「これが荒廃したもう一つの世界か」

量産化イデアルはイデアルに蹴りつける。
瞬間跳び去るイデアル。

バックステップだ。

メカセ「量産化イデアル、そいつを倒せ!」

イデアル「メカセ、目を覚ませよな」

と量産化イデアルがイデアルにのし掛かる。

「うわあさ」

とイデアルはパジャマ姿でベッドから転がり落ちたのである。