未来予知bot

「はっ…85点!?」

めちゃくちゃ高得点じゃないか。

田鍋さんよりは下だが、13点の私には到底バカにすることなどできない点数だ。

「嘘だ、絶対嘘だよ!だって、いつも葉月授業聞いてないのに!

どうやって!?」

「あー…それは……また昼休みに話すね」

「えー、今でいいじゃん!なんで教えてくれないの?ま、まさかカンニン…」

「してないって!!とにかく、昼休みにちゃんと話すから」

テスト返却が全て終わった後、数Ⅱの授業が始まった。

しかし、私は全然身が入らなかった。

どうして、授業を聞いていない葉月が85点なんて高得点を出せたのだろうか?

やはりカンニング…?

でも、葉月は否定していたし…。

実際にカンニングしていたとしても葉月の右隣は私だし、左隣は不登校の生徒で、前の席は私と同じ成績くらいの男子。

カンニングしても85点なんて点数は取れないだろう。

じゃあ、一体何をして……?