未来予知bot

次の日、私は緊張しながら学校に登校した。

今日は、自己最低点数確実な数Ⅱのテストが返ってくるのだ。

数Ⅱの時間。

「せめて、せめて20点ありますように……!!」

私は、ひたすら神に祈った。

「篠宮(しのみや)ー」

私の名前が呼ばれた。

立ち上がろうとしてバランスを崩し、危うく転びそうになってしまった。

それを隣で見ていた葉月はくすくすと笑う。

「もー!」

私が葉月に怒りを表す。

「篠宮ー?早く取りにきな」

数学の教師に注意されてしまった。

それを見た葉月は、さらに私を笑った。

「篠宮、もうちょっと頑張りな」

そう言って、数学の教師は私に答案を返した。

私は自分の名前の横に書かれた点数に絶望しながら、自分の席に戻った。

「何点だったの?」

葉月が聞く。

「はあ…」
「ねえ」
「はあ…」

「んもう、ため息ばっかついてないで教えてよー」

あまりにも葉月がしつこいので、私は渋々教えた。