「タクシー呼んでおいたよ」 やっぱり椎名くんはすごいなぁ。 タクシーを手配してくれていたことに驚いた。 「旭総合病院にお願いしますっ!」 震える手を必死に抑えた。 すると、 ______ギュッ 優しく私の手を握ってくれた 「大丈夫だよ柊仁は、強いんだ」 椎名くんの目は、まっすぐ前を見ていて、どこか悲しみに溢れていた。