円禾丸から聞いたことを簡潔に伝えると、三門さんは頭を抱えて机に突っ伏した。お雑煮を運んで来たババが不思議そうな顔をする。
「全く身に覚えがありません……」
「し、仕方ないですよ。だって、今の背丈の半分くらいって言ってましたし」
姿を見せてくれないのは僕のせいだったんだ、とひどく落ち込む三門さんを慌ててフォローする。ありがとう、と力なく笑うと深い溜息を零しながらお箸を手にした。
「謝ってくるよ。直ぐに行きたいけど、会いに行けるのは四日になるかな」
ひどく肩を落とす姿に、なんだか申し訳なくなった。何か話題を探そうと目をきょろきょろさせ、「あっ」と心の中で手を打つ。
「三門さん、教えてほしいことがあるんですけれど」
「ん?」
「お御籤ってどうして結ぶんですか?」
参拝者のかたに聞かれたけれど答えられなかったことを思い出して尋ねた。

