あやかし神社へようお参りです。





 ────話したい、目が合いたい、助けてあげたい。話したい、目が合いたい、助けてあげたい。



 声が聞こえる。

 必死で切なげで、どこか諦めを含んだような、そんな声だ。


 誰の声? どこかで聞いたことがある気がする。

 ああ、泣かないで。大丈夫だよ。きっと貴方は話せるよ、きっと目が合うよ。きっと、助けてあげられる。


 そう言ってあげたいのに、目の前は暗闇でどこから聞こえる声なのか分からない。


 一体誰が、こんなにも必死に願っているのだろうか。