「ごめんね、麻ちゃん。でも、君を守るためだから」 三門さんはそう言って、お盆にお皿を並べると台所から出て行った。その寂しげ背中から、目が離せなかった。 妖を人に、人を妖に変えることは禁忌。 じゃあ葵には、もう何もしてあげられないのだろうか。