次のエリアは、植物の世界がテーマになっていた。
周りの植物が大きいから、自分が小さく、ミニチュアサイズになったみたいだった。
遙人が1番気に入っていたのは、宇宙がテーマのエリア。
やっぱり理系だし、物理勉強してるからそういうの好きなのかなって思った。
隅々まで見てるから、こっそり私のカメラで真剣な顔の遙人を撮っておいた。
何かまた弱み握られた時に対応出来るように。
最初はそう思ってたんだけど、本当に真剣に見てるから、声も掛けられないくらいだった。
それでも遠慮がちに声を掛けると、
「ごめん!真剣になりすぎた。」
「ううん。全然いいんだけど、解説も丁寧に読む程気になってるのかなって。」
「、、、うん。宇宙はやっぱり憧れる。かっこいいと思う。」
何かを思い出しながら話しているのか、嬉しそうに微笑んでいた。
「次は那美佳が行きたかったところじゃない?」
「うん。なんか、緊張する。」
ドキドキしながら足を踏み入れると、、、、
柔らかい赤の光が広がっていた。
「、、、、、、綺麗。」
本物のもみじの木から、プロジェクションマッピングで落ち葉が落ちているように映し出されている。
音楽は琴や三味線、笛の音がちょっと現代的な音楽と混ざりあって、綺麗なハーモニーになっている。
川の音がすると思ったら、本当に水が流れていた。
1番驚いたのは、中央に映し出された、寝殿造り。
模型の大きな寝殿造りに、映像を映し出して、中で人が動いているように見える。
「見て!中に人がいる!!こっちも凄いよ!!うゎーーーーーー、ここだけ平安時代みたい。」
「ふふっ、そうだな。、、、綺麗だな。」
「うん。すごく綺麗。」
気になったところを写真に撮って、記念にって遙人が私の写真を撮ってくれた。
「ありがとう!せっかくだし、一緒に撮ろうよ。」
私がそう言うと、ズイっと隣に遙人が来る。
顔が急に近くになって、背も私に合わせて屈んでくれるから、なんか緊張する。
カシャッ
緊張したけど、撮れた写真には笑顔の私たちが。
一通り全部回り終わると、時間はおひるになっていた。
周りの植物が大きいから、自分が小さく、ミニチュアサイズになったみたいだった。
遙人が1番気に入っていたのは、宇宙がテーマのエリア。
やっぱり理系だし、物理勉強してるからそういうの好きなのかなって思った。
隅々まで見てるから、こっそり私のカメラで真剣な顔の遙人を撮っておいた。
何かまた弱み握られた時に対応出来るように。
最初はそう思ってたんだけど、本当に真剣に見てるから、声も掛けられないくらいだった。
それでも遠慮がちに声を掛けると、
「ごめん!真剣になりすぎた。」
「ううん。全然いいんだけど、解説も丁寧に読む程気になってるのかなって。」
「、、、うん。宇宙はやっぱり憧れる。かっこいいと思う。」
何かを思い出しながら話しているのか、嬉しそうに微笑んでいた。
「次は那美佳が行きたかったところじゃない?」
「うん。なんか、緊張する。」
ドキドキしながら足を踏み入れると、、、、
柔らかい赤の光が広がっていた。
「、、、、、、綺麗。」
本物のもみじの木から、プロジェクションマッピングで落ち葉が落ちているように映し出されている。
音楽は琴や三味線、笛の音がちょっと現代的な音楽と混ざりあって、綺麗なハーモニーになっている。
川の音がすると思ったら、本当に水が流れていた。
1番驚いたのは、中央に映し出された、寝殿造り。
模型の大きな寝殿造りに、映像を映し出して、中で人が動いているように見える。
「見て!中に人がいる!!こっちも凄いよ!!うゎーーーーーー、ここだけ平安時代みたい。」
「ふふっ、そうだな。、、、綺麗だな。」
「うん。すごく綺麗。」
気になったところを写真に撮って、記念にって遙人が私の写真を撮ってくれた。
「ありがとう!せっかくだし、一緒に撮ろうよ。」
私がそう言うと、ズイっと隣に遙人が来る。
顔が急に近くになって、背も私に合わせて屈んでくれるから、なんか緊張する。
カシャッ
緊張したけど、撮れた写真には笑顔の私たちが。
一通り全部回り終わると、時間はおひるになっていた。



