セナカアワセ

私は貰ったチケット手に自分の席に戻る。



座って直ぐに栞里と、陸が来た。



「さっき何があったのか教えてね!!」



「えっ、あっ、うん。いいけど。」



栞里が勢いよく聞いてきてびっくりしたけど、その隣にいる陸の表情もおかしい。



でもそんなことどうでもいいくらい、今の私はわくわくしていた。

















­­--­­--­­-駅に着いたよ。­­--­­--­­--




­­--­­--­­-了解。­­--­­--­­--­­




返信が来たのを見て、私は髪を直す。




クリスマスだからどこもかしこも人、人、人。



だいたいカップルか家族連れで、駅の周りは凄く混んでいた。



ここに立ってて気づくかな?



寒いし、やっぱりスキニー履いてきた方が良かったような、、、




でも、栞里が私がスカート履くんだから那美佳もだよって言われて、渋々履いてきた。



実は、遙人にチケットを貰ったあの日の放課後に栞里に凄く質問された。



「遙人君と付き合ってるの!?」



第一声がそれで私は飲んでいたシェイクを詰まらせた。



「そんな訳ないじゃん!!栞里がデートで行ったミュージアムに行きたいって言ったら、チケットくれただけ。」



「本当に?好きじゃないの?」