「あっ!!!これ!!!」
「うん。那美佳が行きたいって昨日言ってたやつ。」
「本当にーー!?!?」
昨日の帰り道、私がここに行きたいんだと写真を見せた。
そこはミュージアムで、各エリアごとに違う幻想的な空間が楽しめるもので、栞里が会長と行ったんだと写真を見せてくれた時、その写真が凄く綺麗で、1度行ってみたいと思っていた。
私はその中でも「和」がテーマのところに行きたくて、でも1人で行くのもカップルだらけで嫌だなって思って、行くの諦めてたんだけど、
「本当、本当。ぎりぎりだったけど、チケット取れたんだけど、一緒に行かない?」
「本当!?!?もちろん、行くよ!!ありがとーーー!!」
チケットを受け取って飛び跳ねて喜ぶ私を、遙人は声を上げて笑っていた。
それが結構目立っていたみたいで、廊下にいた人が不思議そうに私たちを見ている。
恥ずかしくなって、私は小声で言った。
「本当にありがとう。これ、いつ行こっか。」
「うーーーん。そうだな。、、、那美佳、クリスマス空いてる?」
「あっ、うん。空いてる。」
「じゃあ、クリスマスに行こうよ。お互いぼっちにならなくて済むだろ?」
クリスマスに1人でいるのはやっぱり悲しいし、友達でも一緒に過ごしたらそれなりに楽しいかもしれない。
「うん。いいよ!行こう!」
私がそう言うとチャイムが鳴った。
「じゃあ、細かいことはまた後で。んじゃ。」
そう言って遙人は自分のクラスに戻って行った。
「うん。那美佳が行きたいって昨日言ってたやつ。」
「本当にーー!?!?」
昨日の帰り道、私がここに行きたいんだと写真を見せた。
そこはミュージアムで、各エリアごとに違う幻想的な空間が楽しめるもので、栞里が会長と行ったんだと写真を見せてくれた時、その写真が凄く綺麗で、1度行ってみたいと思っていた。
私はその中でも「和」がテーマのところに行きたくて、でも1人で行くのもカップルだらけで嫌だなって思って、行くの諦めてたんだけど、
「本当、本当。ぎりぎりだったけど、チケット取れたんだけど、一緒に行かない?」
「本当!?!?もちろん、行くよ!!ありがとーーー!!」
チケットを受け取って飛び跳ねて喜ぶ私を、遙人は声を上げて笑っていた。
それが結構目立っていたみたいで、廊下にいた人が不思議そうに私たちを見ている。
恥ずかしくなって、私は小声で言った。
「本当にありがとう。これ、いつ行こっか。」
「うーーーん。そうだな。、、、那美佳、クリスマス空いてる?」
「あっ、うん。空いてる。」
「じゃあ、クリスマスに行こうよ。お互いぼっちにならなくて済むだろ?」
クリスマスに1人でいるのはやっぱり悲しいし、友達でも一緒に過ごしたらそれなりに楽しいかもしれない。
「うん。いいよ!行こう!」
私がそう言うとチャイムが鳴った。
「じゃあ、細かいことはまた後で。んじゃ。」
そう言って遙人は自分のクラスに戻って行った。



