セナカアワセ

この状況は喧嘩って言わないし。




周りの目が耐えられなかった私は、軽く走って遙人の隣を歩く。




遙人はビックリするようにこっちを見つめた。




「遙人が私を置いて歩くから、周りの目が気になるの。カップルだらけなんだから、離れて歩いたら噂されるに決まってるじゃん。私噂とか大嫌いだから。」




「、、、、、、ごめん。」




なんか、調子狂う。




なんで落ち込んでるの?




私の方が傷ついたのに。




何も言わないで歩く遙人にイライラするし、なんで公園に向かってるのかも分からなくてイライラする。




「あーーー、もう!!なんで何も言わないの!?イライラするっ。駅まで競走!!」




そう言って私は思いっきり走り出した。




「はぁっ!?ちょっ、待てって!」




後ろから声は聞こえるけど無視無視。




はっきり言ってくれないのってイライラする。




このムカつきを消そうと思いっきり走った。




そうしたら、なんか、スッキリした。




無駄に悩んでいたからかな?




走り出したら気持ちよくて、止まりたくなかった。




私にもう少しで追いつくっ、という所で私が先に駅に着いた。




「はぁっ、はぁっ、勝ったーーーーー!!」